世界の平均気温が3年連続で史上最高を記録!進む地球温暖化
地球の平均気温が2014年、2015年に引き続き2016年も最高記録を更新したことがわかりました。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)は18日、昨年の世界平均気温を発表しました。
それによると、2016年の世界の平均気温は観測史上最も高かった2015年をさらに0.04度上回り、記録がある1880年以来で史上最も高い平均気温となったことがわかりました。
世界の平均気温が過去最高を記録したのは3年連続で、去年は「史上最も暑い1年」となり、北極の氷の大きさは1年のほとんどの時期で最小を更新しました。
2016年の地球表面の平均気温は14.8℃。
20世紀平均から0.94℃高く、一昨年を0.04℃上回りました。
21世紀に入ってから最高平均気温を記録したのは、2005年、2010年、2014年、2015年に続き5回目となりました。
アメリカでは、トランプ大統領が「地球温暖化はでっちあげだ」などと述べ、エネルギー省の長官に温暖化対策に強く反対してきた人物の起用を発表するなど、温室効果ガスの削減に否定的な姿勢を示していますが、NOAAなどは長期にわたる温暖化の傾向は明らかだとして警鐘を鳴らしています。
参照
http://www.noaa.gov/stories/2016-marks-three-consecutive-years-of-record-warmth-for-globe
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