9月2日は指輪物語の作者、トールキンが亡くなった日。オススメ映画「ロード•オブ•ザ•リング」
9月2日は「指輪物語」の作者であるイギリスの作家、J.R.R.トールキンが亡くなった日です。
「指輪物語」は「ロード•オブ•ザ•リング」として映画化されました。
私も「ロード•オブ•ザ•リング」をこよなく愛する一人で、この素晴らしい作品を生み出したトールキンとピーター•ジャクソン監督に心から拍手喝采を贈りたいです。
特に冒頭主人公が住んでいた平和な中つ国は私が心に思う理想郷です。
緑が好きで環境問題に関心がありますが、いずれ中つ国のような美しい世界になったらいいなと心の中で夢見ています。
ロケ地のニュージーランドもいつか行ってみたいです。
また、「ロード•オブ•ザ•リング」はストーリーも素晴らしく、
私は東日本大震災後、元気を出すためにおすすめしたい映画をリストアップしましたが、その中の一つに「ロード•オブ•ザ•リング」を入れました。
なぜか。
主人公と彼と共に進む仲間達の姿にとても勇気をもらえるからです!
平和な中つ国にいた平凡な小人の主人公フロドはあるきっかけで旅に出ます。
私だったらずっと平和な中つ国にいたいと思いますし冒険を避け、平和な世界にとどまっていると思います。
でも主人公は旅立つ。
この作品は端的に言えば「指輪を捨てに行く」映画。
自分のために進むのではありません。
もっと大きなもののために、自らを犠牲にして一歩一歩進んでいく。
不条理なことも沢山起こります。
敵も沢山押し寄せてきます。
こんなに厳しい旅は見た事がありません。
主人公は元々強いタイプでもないですし、何度も落ち込み、
でも、その旅に仲間に助けられて前に進んでいくのです。
そして、主人公は自分の心と戦います。
外敵とも戦いますが、内なる敵とも戦う。
主人公が葛藤し、苦難を乗り越え、
段々成長していくその姿に感動し、勇気をもらえ、
自分も頑張ろうと思えるのです。
そして、安全圏にいた自分を省み、旅に出てみようかなとも思える、
そんな映画です。
この映画は様々なテーマを内包しています。
人間の弱さ、そして強さ、可能性をよく描いています。
なかなか語り尽くせませんが、
自らの志に邁進している方や落ち込んでいる方に観てほしい映画です。
きっと前へ進む希望を得られると思います。
山、湖、川...壮大なスケールの大自然の映像美が
圧巻で素晴らしいですので(音楽も秀逸!)
そういった意味でもお楽しみください!
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