8月9日は「世界の先住民の国際デー」&森の図書室&「車輪の下」「アルジャーノンに花束を」
8月9日は「世界の先住民の国際デー」です。
約3億7,000万人の先住民族の人々が70カ国に住んでいると言われていますが、
多くの先住民族の言語は絶滅の危機に瀕しているそうです。
また、先般森を守る活動をしている友人から聞いたのですが、
先住民族の人々は、森林資源や鉱物資源のために
資産である土地を奪われ、貧困に陥ってしまうことも多くあるそうです。
そして、最近増えているのが、プランテーションという
熱帯・亜熱帯地域で単一作物の栽培を行う大規模農園。
急速なプランテーションの拡大は、森林生態系や
先住民の生活に多大な影響を与えているそうです。
私たちが輸入しているパーム油、紙、バイオ燃料などが
先住民の生活を脅かして生産されているというのは悲しいことですね。。
そしてこの度、本問題を解決すべく、プランテーションを巡る問題に取組む
各種団体が協力し、日本に輸入されるパーム油や紙についての情報サイトが
開設されました!
本サイトではプランテーションに関連する取り組みについて実施した調査報告や
最新の情報を伝え、消費側として森林破壊を食い止める取組みの推進を
目指しているそうです。
ご興味ある方、ぜひご覧ください。
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なお、「森」といえば、この7月、「森の図書室」が渋谷にオープンしました!
「森の図書室」、ときめく名前ですね♪
早速行ってみたのですが、
そのたたずまいと本のセレクトに心がすっかり夢中になり、
とても幸せな気分になりました。
昔読んだ、ずっと大事にしておきたい素敵な本、
ちょっと懐かしい名作、
心の奥がキュンとなるようなあの日の感動。
そういったものにあふれていて
本を読んだ時の感動もよみがえって
陳列された本を眺めているだけで
ときめいてキュンキュンしました...!
とっても素敵な図書室でした(^-^)
私の人生の第二のオプションとして、
ここでのんびりと過ごすというのも幸せだなと思った次第です。
さて、本にちなんで、
2人の作家の作品をご紹介しますね。
下記は8/9に亡くなったヘルマン•ヘッセと
8/9に生まれたダニエル•キイスの涙の名作です。
天才少年が社会や教育による抑圧を受け、
悲しいラストを迎える「車輪の下」と、
幼児の知能の青年が手術により天才的な
知能を得るも孤独などを知ってしまう
「アルジャーノンに花束を」。
どちらも様々なことを考えさせられる
珠玉の作品だと思います。
森の図書室には下記のような
どこか懐かしい、そして素晴らしい、
読み継ぎたい作品が沢山置いてあります。
本好きな方はぜひおいでください♪
車輪の下 (新潮文庫) (1951/12/04) ヘルマン ヘッセ 商品詳細を見る |
アルジャーノンに花束を (1989/04) ダニエル キイス 商品詳細を見る |