6月27日は”独眼竜”伊達政宗公の命日&政宗公ゆかりの地を巡る!仙台おすすめスポット情報♪
6月27日は”遅れてきた奥州の雄”、
仙台藩初代藩主、屈指の名将伊達政宗公が世を去った日です。
<辞世の句>
曇りなき 心の月にさきだてて 浮き世の闇を 照らしてぞ行く何も見えない真っ暗闇の中で、月の光を頼りに道を進むように、
戦国の先の見えない時代の趨勢を自分が信じた道を頼りにただひたすら歩いてきた一生であったなあ。
↑この見事な政宗公の写真はかさこ塾同期のブロガー、
ヒロッキーさんにお借りしました。おすすめ!→http://hir0cky.net/
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戦国末期に現れ、群雄割拠の乱世を生き抜いた隻眼の英雄、伊達政宗。
5歳の時に疱瘡で右目を失明、母からの愛を失い疎まれるという逆境(涙・・・)や、
父の惨死を乗り越え、若干18歳での家督相続からわずか6年で奥州制覇!
全国有数の戦国大名となり、東北地方に一大勢力を築きあげ、
その名を天下に轟かせ、「独眼竜」と称えられました。
残念ながら天下人になる夢は叶いませんでしたが、戦国乱世の窮地を
奇抜な策略と機転で切り抜け、またその武功から豊臣秀吉に一目置かれ、
徳川家康にも認められ、家康没後は天下の副将軍として御意見番に君臨。
もう少し早く生まれていれば天下を取ったのではという説は今も強く、
「遅れてきた戦国武将」と言われていますね。
また、政宗公は藩主としても優れており、領国経営に力を入れ、
領地開発や産業振興に努め、仙台平野を日本有数の米どころにするなど
「江戸の台所」とも称される仙台藩繁栄の礎を築きました。
また、広く学問にも通じ、高い教養を身につけ、和歌、漢詩、書道、
茶道、能などにも秀でた当代一流の文化人でもありました。
その智略、行動力、逆境に負けない精神力、なんとも魅力的ですね・・・!
(ちなみに若き日の渡辺謙が政宗公を熱演した傑作大河ドラマ
「独眼竜政宗」の平均視聴率39.7%は、大河史上最高記録を誇ります!)
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伊達政宗公ゆかりの地への憧れと、
宮城県石巻の壊滅状態を見たことがきっかけとなり、
震災の年に仙台・松島・平泉を旅してきました。
政宗公が築き、今や約100万の人口を有する東北の中心都市
「杜の都仙台」は見どころたくさんです!
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★☆★伊達政宗公ゆかりを巡る!仙台おすすめスポット★☆★
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★仙台城(青葉城)跡★
:仙台城は政宗公が築いた全国最大級の城。日本100名城に選定。
城は失われたものの、本丸跡から仙台平野や太平洋をを一望できる。
高さ100mを誇る「仙台大観音」が遠くに見えるのも嬉しいポイント。
青葉城資料展示館の仙台城復元映像も迫力満点です!
★伊達政宗騎馬像★
:悠然と馬に乗り、甲冑姿が勇ましい伊達政宗騎馬像。
独眼竜政宗の当時の姿を彷彿とさせます!
(ちなみに映画「スター・ウォーズ」の暗黒卿ダース・ベイダーの
マスクは伊達政宗の兜がモデル。兜もチェック!)
★伊達武将隊★ http://www.datebusyou.jp/
:眼帯姿がりりしい政宗公そっくりさんや伊達の英傑たちが
仙台城跡で「よう来たのう!」とほぼ毎日おもてなし。演武も披露!
「政宗様〜!」と戦国の世にタイムワープしたような感覚を楽しめます。
★瑞鳳殿★
:伊達政宗公が静かに眠る霊廟。荘厳華麗な桃山建築が美しい。
この地は政宗がホトトギスの初音を聴きに訪れていたとか。
樹齢400年近い杉に囲まれた参道の森閑とした佇まいも魅力!
政宗公が愛した日本三景「松島」、政宗公建立の「瑞巌寺」へもどうぞ♪
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8月には伊達政宗公の時代より続く「仙台七夕まつり」開催!
私も3年前に仙台で行われた「東北六魂祭」で七夕まつりを見ましたが、
豪華絢爛な色とりどりの七夕飾りが、美しい街仙台を彩ります♪
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★仙台七夕まつり★
日程:8月6日(水)〜8月8日(金)
http://www.sendaitanabata.com/
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東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方。
その礎を築いた政宗公も復興を強く願っているでしょう。
旅で東北を応援しよう!ということで、
夏休みシーズン、「みちのく旅」はいかがでしょうか ♪